1870年代後半頃から中華料理が日本でも盛んに食べられるようになり、その中で「南京そば」(元祖ラーメンが最も有力視されているそば)と呼ばれるメニューが登場しました。
この「南京そば」を取り扱いはじめたお店として最も古いのが、北海道の「養和軒」です。当時の函館新聞の記事に「南京そば」の取り扱いが掲載されています。
「南京そば」が「ラーメン」だという確かな証拠はありません。しかし、「南京そば」が後の「ラーメン」だという説が最も有力であることは事実です。この一説が正しいとすると、ラーメンを日本で最初に取り扱った可能性があるのは北海道の「養和軒」ということになりますね。